記事の訂正 光の行く末

このブログ記事で明らかに誤りであったと記憶されている部分があります。
科学記事で、光は氷や雲、海水に留まっているような書き方をしていたはずです。
恥ずかしい過ちでした。 すべて書きなぐりのまま無責任に放置しているのでない証拠にも、お詫びと共にここに訂正させていただきます。

光は一秒間に30万キロも走って、決して休むことはありません。
対流圏の外、成層圏にまで及びます。
夜間部屋の中にいて明かりを点けているのですが、部屋が明るいのはライトからの光が滞留しているからではなく、次々とライトから供給されている光によって明るいのです。
一秒も何もないうちに光は一度反射したぐらいで外に走り、あっという間もなくエベレストの3倍ぐらいの高さの空にまで走り逃げます。
必ず結局は空に出ていくという事は、一秒間に何十回か反射しているうちには結果として遂には広い上空の方に出てしまう、という説明でも理解できるでしょう。
この部屋の中の光は一時も止まらず窓から外に出て、空に向かい、宙に走り去っている。 一秒もかからない、宇宙空間に向けての次々とした逃亡です。
いくらかは地球空間内に収まるのではないかと考えてしまうのですが、とにかく光は大急ぎで休むということを知らない。 とどのつまりは例外なく広い方の方角に向かうことにならざるを得ないのです。
室内の光は忙しく次々と夜空に消えていく。
昼の室内外こそは次々と注がれる太陽光によって明るいのですが、その光も同じように地球空間に留まっていられるようなのんきなものではないのです。

とにかく光は一瞬たりともどこにも留まっていない、大忙しのものなのです。
そして必ず、地球の外に飛び出てしまわずにはいられない。 それも、もしかして一秒か二秒の間に。
ワーッと忙しいばかりの光の様子が目に見えないのです。