2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

村上の家の状況

山中にいて集落の様子を見ていた西洋人は、そこでは農民に何か働きかけようとしていたのではなく、ただ事件が起きることを予定していて、その目撃者となるためにわざわざ山に登って、レンズを構えて待っていたのである。 そして集落の陰では頃合を見計らって…

昔から、長く逞しい計画による、精力的な組織活動が、無知な市民や農民の生活現場地下に潜んでいて、眼には見えなかったが、毎日毎日の絶えざる作業によって人を操ってきたのであることを、しっかりと想像してみよう。 そうして百年も経って出来上がった人の…

健一の人生

健一ほど人と喧嘩をすることの決してない静かな男はいなかった。 徹底してきまじめな人生が予定されていたのではないだろうか。 農民としていろいろ工夫してがんばったものであるが、40代前に脳卒中に当たり、意識不明全身不随で、もう治らぬものと思い、…

山口村のような村落から歩いてきたという青年

おとなしくて特に気分の穏やかな人でなければ、結局どこかで行き違ってしまった人であると思ってもいいのではないだろうか。 そういう人でもあるというなら、自分から簡単に感情的になったのでない事情がその時あったはずであろう。 強欲に人と争って生きて…

村上の家のその後

武蔵はいくらか離れた村の家から姉と妹の二人の妻をもらっている。 姉に二人の子供が生まれていたが、その妻も若くして亡くなっている。 長男、修は当時全国有数の鉄鉱地の工場の事務員に雇われていた。 長島法師人という地名のところで、山平部落からは徒歩…

Concerning the Englishmen’s underground

The copier here does not pocket any merits and the property of every word preceding and following . All for the honor of the honesty of the Englishmen . 結局、運動はさらけ出されるのであろう。 編み出してきた秘密と昔から抱えてきたストックを…

いろいろなエピソード

海浜の砂原で流木に座っていた若者達が何かのインタビューを受けていたようである。 ある晴れた日の海を渡って陸に上った朝のことであろうか。 カワラヒナのように歌った若者がいたのではないか。 何が好きか、と訊かれたのだろうか。 それに答えないで、ミ…

正直な自己責任の公開

やたらに穴に潜ったりしないで下さい。 冗談みたいに危ないところです。 ひとつ考えていたことがありました。 究極的な最良の推論だと思いますので、伺ってみましょう。 何百年たっても、今より人間が賢くなって、実体により手を下ろすことができることにな…

  学者が幾何学的に図形を描くみたいに、東洋人を操る計画があった

一方では、もはや二度と口にできないほどの、過激な、わざとらしい第三国人事件を押し付けられてきた。 そして、どちらにしても誘いも巧みに、絶対称の両極端の位置を取らされて、その後にも続く長い、日本国土全体の反則活動の展開の為の、大きな根拠を成す…

 宇宙第一の尊貴  イギリス人の立派さは殺人で汚されてはいけない 

空が青いのは、青い光だけが空に散らばり、その空に広がっている青い光のおこぼれを見ているからだという。 身の回りには大分に赤もあり青もあり、ほぼ透明の光の中で、私達は朝には起きて人と出会ったりしている。 夕焼けが赤いのは、青い方の光だけがあま…

 活動の目的とその成果に満ちている現実世界

何かしらのつまずきを見られたもののように、あるいはその時々の遅れた姿を、それぞれの出自的な秘密として負わされた、いわば石だらけの国日本列島を立ち上がらせ、その上に民族の絡み合いも演じさせようという魂胆であったと思う。 あそこは郡でも一番日当…

 二元論というものの根底的な意味

この告白的な文章を、このダイアリーに写すに当って、どのくらいのイギリス人やアイルランド人やアメリカ人の先生方の潔癖な正直さと、暖かい心配りによるご努力があったか、イギリス人ばかりでなく、いろいろな面で多くの日本人、東洋人の方々のご好意、ご…