西口神社支族である西の家の子孫達を言い当ててみたい。

 先ず顔の特徴を押さえておかねばならない。
 ヒント1。 西の家子孫発見の為の分かりやいすい学習例として、井上陽水氏のお顔を借りしたい。
       井上陽水氏のどこ? 眼? ノー。 口? ?
       額から頭にかけての独立したような、半円を描くような丸いところである。
       菊とか鞠とかの地名や氏名の由来は、この特徴的な頭部の形にあるのではないかと推理している。
       菊地市から菊地氏。 自分の顔に自信のない発言をする方がいるが、あるお言葉を宿命的に再現させられているものと考えられよう。 「私もいいであろうが、閻浮提に出すのなら世間広く、もっといい顔があろう」
       菊地市には菊地城なるものがあったらしく、あんたがたどこさ熊本さに近くないことはない。 澤内の肥後の高橋の伝えにうまく符合するところである。 伊達氏にも流れていることになっていて、そのお鉢の大きさは菊頭遺伝子を相続した証なのではなかろうか。
       とにかく、その特徴の確認には井上氏の頭形が身近で、誇張的で、簡明である。 なお、氏が菊子孫であるとしても西口神社の子孫であるということにはならない。
 ヒント2。  福原瞳ちゃんの眉毛が西の家の者の特徴である。
       嫁は、作戦の奥行きに通じ合った深い仲の、前領主重臣家系の家から送られていたようである。 ギッチラコ、ギッチラコと、愛ちゃんは太郎の嫁になる。 水郷の出の女性を母親にしたものと想像される。 おしんちゃんのように船出分れした若い娘が、訓練を終えては澤内を訪れていたのであろう。 あいあい、三愛、と愛ちゃんを専門にしていたものか。 
 それでは愛ちゃんの子孫達の名前を嘘のように並べてみよう。
 西部軍団周辺の男たちの顔を見る。 神田正輝、渡哲也、渡瀬恒彦、石原裕二郎、石原慎太郎中曽根康弘、鈴木北民、・・・そして新家子孫大勢。 なくなるような人数ではない。 (三船敏郎及び渡辺謙は西口神社の子孫であることには間違いないが、西の家グループではなく五郎八第三の男系統の子孫のようである。 前者の直下顔に対して、眉を顰めたような絶世の美男子であるところに共通性がある。)
 吉田茂大平正芳三波春夫鈴木善幸氏辺りは高清水分れの子孫の方ではなかったか。 熊本的頭形と愛ちゃん的特徴を証する事由のないファミリーラインである。

      注記 直下とは、だらだらとではなく、人の好いばかりにあっさりと飛び込み、真っ直ぐに落とし穴にはまったもんだな、という初対面時の感銘をいわくとしたものと考えられる。