世の中の担ぎ方 二


ちょうど足の裏にくっ付けている胼胝のようなもので、離れることなく何かしらの影響を与え続けて、その人の人生行路をすっかり操縦してしまっているのです。
地下活動について今まで何も知らないでいた人達はびっくり仰天するだけですが、いくらか知っている人達でも実際どういう作業をしていて、今どういう影響を自分に及ぼしているのか、ほとんど自覚することはなかったと思います。


各家庭で、今地下に誰かがいて電波作業をしていることをお互いに確認し合えるようになると大分悪影響からは自由になれると思います。
いい時はかまわなくてもいいでしょうが、運悪く不良プログラムが自分の家の縁の下に潜んでしまったらどうしましょう。


家庭内暴力の雰囲気が出てきたときには、地下のことも暗に指摘してみるのもいいかもしれません。
本当に地下の影響で考えてしまったり、怒ってしまったり、手を上げてしまうことがあるんだということを。
アルコールへの誘いもあります。
煙草をちょいと喫いたくなる誘いもあります。
激しいものでなくとも、常に思い浮かばせられているとつい誘われてしまうことがあるものです。
色欲の誘いも多用されているようです。
見ただけで惹かれてしまうというような暗示があるのかと思うこともありましたが、実は単にあるアングルで視線を用意されたというだけのことでしょう。


変な性欲行動の物思いが湧いたときは、必ず、地下に人がいて今自分をからかっているのだな、とはっきりと思い浮かべましょう。
兄弟同志で地下を指差して教え合いましょう。
親からも思い切って、地下に人がいて自分達を見ていて、今悪いことを考えさせようとしているかも、と話してしまったほうがいいのではないでしょうか。
その時、決して自分の家ばかりでなくどこの家の下にも穴がある世の中であることも教えるべきでしょう。
そうして、恥ずかしがらずに、ある程度怖がらずに、あからさまに、家族同志、友達同志で、地下の事が自由に話し合える状況ができてくるものと思います。


朝から晩までずうっとしつこくそれこそその人の自然な意識の流れを成すみたいに、電波が取り付いている事があります。
しかし、とりあえずは、心の中のことです。
妄想したとおりの人間にならなくてもいいことですし、妄想したとおりに行動しなくてもいいことです。
あっ怪しい、と思ったときは、自分の考えであっても批判的に見直せれば、悪魔の悪戯にそのままひっかかることはなくなると思います。
自覚があれば違ってくるものです。



次回はレーザーを使ったくぐつ術について話してみます。