フイルム張りのチェック(格子)板


テレビの画面のように、全体で何かの絵模様を送るものかと思っていた。
宮沢賢治も偏光線という言葉を使っている。
違ったようだ。
一区切り一区切りに異なる絵文字が書かれているフィルムが張られていて、そのイメージを次々と光に乗せて、人の眼のアップルに届け続ける器械のことであったようだ。
チェッカーズのキャンドルライトが、という歌の歌詞を思い出した。
ダッグアウト古参の係員の子孫達であったろうか、メンバー達は。
今の紫外線発信器は、多数の発信単位を束ねた懐中電灯の発光面のような形態をしているのではないかと想像する。