昔に養子縁組の列に並ばせられてスタートした選手達

養子縁組というと夏目漱石が有名であるが、芥川龍之介も幼くして母方の芥川家に預けられた身の上であった。
並ばせられた二選手と言っていいだろう。
鹿児島発の有名人が多い。
有島武郎は島津藩士出となっているが、そこは養子縁組先の家であったと思う。
日本国海軍の不世出の勝利者英雄、東郷元帥とそっくり同じコースである。
東郷外相もいた。
思えば小泉総理の父君も鹿児島発であった。
名を挙げないが、今の政治家に思い当たる人が少なくない。
三島由紀夫、井上靖など、思い浮かべると、顔から似て見えてくる。
ひょっとすると、真一と真吾がいるのではないか。
大川橋蔵は真吾十番勝負を負わせられていたが、やや荷が過ぎていた役回りであった。
十手を取ってぴったりとはまっていた。
必ずしも先祖の身の上に合わせた身の丈ということではなかったろう。

健一は小学生の頃、何か痛い目にあってか、フェンスに穴を開けて脱出したというエピソードを持っているようだ。
細工師の家に養子にやられていたという。