阿片使って人の体を摘み食いする者とは居られない

                         
 母の兄から伊勢神宮参りのおみやげに戴いた掛け軸。



1. 天下に彼と我と二つあることはできない。ボタム、ボタム。
 特使代理が、一国の宮殿を拝してこう述べられたと想像することができる。Oh! Simple! Just like a loghouse in my ranch. But noble.
 後に米大統領日の出山荘に招かれて、同様の感想を述べられている。
 代理に対してこのような説明が返されたものと思われる。日本の神の住いは、神輿と同じく遷るものとして作られており、それに倣って宮殿も概ね簡素に建てられている。
 アニメのハウルの館も、ログハウス的でポータブルである。偶然の一致ではない。以後一連の山荘事件の種となっていよう。人体のピッキング事件も上記のご発言に由来するものと断定できそうである。 twin、ツーショット、汚泥スーパーマン変身等、重要な作戦内容はすべて、この江戸末期京都の出来事に淵源を有しているようである。
 このブログ記事を読んで百五十年振りに天皇陛下を見直したという、西洋人スタッフがいる。


2. 浜辺に小屋を掛けて、竜宮城戦法で日本人の戸籍を強奪しようとしたことがあったのかもしれない。しかしビデオもテープもない時代、やっとの日本語で家族知人を大量に揉め事もなく欺き続けられるものではない。
 そこで考え出された手が、傷病棟段ボール箱搬出作戦である。本人の戸籍、名前、生年月日、経歴、家族、親戚、顔の写生画等も入っていたのではないか。各地に配送各人に配布されたものと考えられる。
 以前、組織関係者にらい病患者の子孫が少なくないと聞かされていたことがあった。施設から次々と人間が出て来るイメージを見せられていたが、出て来たのは実は渡来者用戸籍資料の段ボール箱だったのである。需要に応えられる程のキャパシティがあったと想像される。


 3. 集金の仕事を勤めていたという情報である。仕事中女性と宿を取るようなことになってしまったという。二品質に入れる。必ず買い戻す気であったのだろう。二部義士伝とあだ名されるようななかなか堅気な男であったという情報が流れていたようである。猫ばばと決まった時は、魂魄が残るような断念であったのだろう。
 木戸番小屋に一人暮らしている者に、一度きり溝溜まりにつんのめる事など簡単なことであった。頭からすっぽりとシャツ着たみたいにくるまれて上がれば、ねずみのもめん布を被ったようなウルトラマンが丘の上に立つ。何と言っても、上記京都事件以来の世界史のコンパルソリーであったのである。
 白昼の箱資料の収集行動も、頼まれたままに義士の如くに登場中の姿であったということであろう。


 4. 神の名を録することほど祟りの間違いのないものはない。組織スタッフの人種を珍しいもののように口にしてしまった人がいたらしい。その為、口封じというまじないで、国道沿いコンクリ側壁内を活動の定位置に指定されたグループがあったらしい。人種の特徴的な瞼囲りのことも口にしたのかもしれない。段差のない顔にして、他人にも段差を持たない待遇をしてやろう。
 人種の名を挙げて指差す事は、昔は、世界中で、気安いことではない用心すべき場合であることが多かった。