フォックス顔はみちのく遺伝子プールに存在しない

  「情報によって人の道が勝つように定められている。」




 どこに発するか。西洋人遺伝子グループ内に源があるものと八卦見する。
 従ってエリザベス一世にも通じていると思えば、アジア西端のトルコ人にも通じ、中国人にも一脈流れていると観測することが出来る。
 日本国東北湯田町には、たぶん樺太北方方面からのこの間の流入により認められるものと断定されよう。
 サハ、という呼称が使われていた。シベリアサハ州。世界最大の地方自治体。ここに住むサハ人の中にも似た特徴の人がいたものと推理する。
 アイヌ人とも異なり、ツングース人とも異なり、モンゴル人とも異なるシベリア東端の人々を人類学者は不思議がり、古アジア人と呼んでいたりしたようである。古い顔とは思われない。褐色色が認められるというから、むしろ近い時代細石器文化人以後の、イラン高原レベル辺りからの移動要素の混入による成立と考えるべきであろう。ツングース族の眉毛の明確と眼との間近さなども、同様に草原地帯の東西移動往来の激しさによる単品的産物と考えられる。