私立探偵の人種的顔の見分け方のためのメモ

  きれいな写真が撮れた。




 1. まず、顔の右左について。今の写真は右左誤りなく表している。フィルムには右と左は逆に写されているのが、現像過程によってまた逆になり現実通りの右左となっているのである。鏡に写っている顔の右左は実在していないものである。人間の眼にあるレンズの形との関わりによる。


 2. 日本は世界的に特異な気象条件の国である。平凡社世界百科事典によるが、列島全体が山岳的である所、並ぶものがない。また海を挟んで西側に大陸を控えている。冬も雨が多い。このようなことは世界でも珍しく、この緯度では類例の無い雨量を誇っている。
 従って日本人は肌が白い。東京近辺の緯度では日光量の差が肌の色を分けているようである。長い乾燥期のある地域では相当な浅黒さを必要としていると思われる。アフガニスタン、イラン、イラク、そしてトルコの南を通ってチュニジアと同じラインで並んでいる。韓国人が中国人等近隣の人達と比べて特に浅黒く見えることもある。


 3. 浅推量に過ぎないが、鼻端中央が傲然と大きく垂れている形はインドを源としている特徴なのかもしれない。アフリカ人は特に鼻が大きいとは言えない。


 4. エジプト人は黒目が大きく、回りも黒ずんでいる。日本の南方人も黒目が大きい。アフリカ人の眼だからといって特にそのような特徴を感じた事はなかった。


 5. 眉毛は東西薄い人のほうが多いのかもしれない。アフリカ人も薄い人が多いようである。濃い民族は、女真族中央アジア人、ギリシャ人、アイヌ人。眼を日光から守る庇の役割で、黒々とスカイラインを成しているのであろうか。


 6. ヨーロッバ人と樺太人以外に、眼と眉毛の密着して見える民族の顔写真を見たことはない。エジプト人ユダヤ人もイラン人も眉毛と目の間に段落がある。