リバーサイド赤ちゃん疑惑についての推理


 また地域的に、赤ん坊取替え事件も大なるものであることが分かってきた。W川沿いに、N市S村からK市の鬼柳町辺りまでの赤ちゃん疑惑を見聞させられてきたようである。多人数である。どこでも地域の産院産室が現場なのであろう。赤ちゃんはどこからの配給なのであろう。
 県道沿いの集落でもケド赤ちゃん疑惑があったようである。
 Y町では祖父の代からの疑いがある。(山本浩太郎は、戦後土下座して上がって来た増田健と類似して、赤ちゃん疑惑でなく白昼歩いてきた者だと言う。同じくはるか鹿児島から渡って来た人である。二人とも一応戸主として、一家統一して収まっていたと言えよう。)
 今も昔もナホトカ発の大陸系かと思わされる例がある。あるいは、すでに近隣に居住している人達からの供給であろうか。
 森繁久弥に似た「士付いた兄」が前田なる者の庶子と夫婦になり、結ばれずにいた時、近くの旧家の娘さんが代わりに子供を生む相手に薦められていたという話がある。大陸的に一重瞼でアーモンドのような眼をしていた女性だったというが、恐らく赤ちゃん疑惑の一人であったのであろう。曰くから言えば、この場合鹿児島の同僚家系の流れを引く人だったのかもしれない。昔娘さんに手を伸べようとして、事故に遭ってしまった人だと聞かされていた。また会わせようとしたのかもしれない。
 韓国のTV番組に、W川を思わせるような河原のロケーションで、「茶母」と言うのがある。クカッチとテーマソングが終わる。ここまでという意味で、二人が河原で亡くなる。これは情報の間違いである。二人が結ばれて子供を持つまで、というお茶係りの登場であったのである。「チャー」などと言って入ってきたのかもしれない。


 産院産室に疑いの眼を持とう。