江戸時代、上手投げ返しの上の家。胃、男山財団。(A&K)

 

  干天の下、水遣りもしないのに、一輪だけ見事な花を咲かせた飛行機草。




 相撲を取ったという。背の高い着物を着た女性が山中の集落に歩いて来たとする。妾にしろというのか、お金を貰って歩く放浪芸人なのか。奇妙なことである。家の前で「稽古を付けてやる」と言ったようである。家では妾に子供を生ませない。あそこの分家に行ってみろ。両親が病で伏せているが、いいチャンスになるのではないか。家の前の田圃で相撲を取ったというのであるが、本当に戯けて「金の花」と言っては上手投げで投げ返したものと思われる。どうやって返せば好いか。うまい手を思い付いたものである。
 女性はプリプリして分家の家に入って行ったという。
 上の家六代目は、当てられて対応に困ってしまっていたのであろう。 いやいや、「出る杭は打たれる」、じゃ「二兎を追わず」(斉藤一人、最高一人)、ただし子孫に中堅は大勢いてK町の発展の中枢にいたようである、各ジャンルに巨魁が一人ずつということになろうか。 更に慎重に大胆に禁欲して、私などには頭でなく、胃待遇を。 それで本当に放蕩生活までやって見せて、人に指差されていたことがあったようである。 マンチ、むしゃむしゃ食いして見せたという事であろう。
 農家本家たるものは軽々に「卑空」応対出来ない。 大学を出たりして偉くなるということは全部無料な事ではないのである。 むしゃむしゃ食い、胃、うーんなかなかのモラルである。 あくまで吐くまでやったのではないか。
 「あれは組織に show bye したのだな。元祖は一枚上だ。」 ショーバイ元祖。  胃でもう勘弁してくれという牧歌なのかもしれない。