第一棟梁よ、梁を高く掲げよ (Dave&Park)

 

  榊の花が咲いた。
 



 メモ 西暦1000年頃の世界の中心はどこにあっただろう。ローマにもなく、パリ、ロンドンにもない。ローマ以後、軸は西欧を離れて、イスラム世界側に移されていた。
 しかも古典古代を継承するばかりでなく、積極的に西アジア、インド、中国にまで使節を派遣して書物を集めたセンターが。
 コルドバはまずローマ属州ヒスパニアの中心地として発展する。セネカ等の出身地となる。後ウマイヤ朝の929から961年頃には、家屋20万、モスク600、公衆浴場900、王立図書館蔵書数60万。世界最大の都市と考えられる。間違いなく学問の世界的中心。東西の人類知の蓄積を受け継ぎ、思わぬ方角からヨーロッパルネサンスへと橋渡しするという貴重な役目を担ったことになる。


 西暦1400年代からアラゴン、カスチラ王国の血統が西欧各国の王室に隈なく流れるような世界史が始まっていると見ることもできる。
 そして王室側の発見。
 ベーコン、シェイクスピア、カント、キェルケゴール、・・・
 発見以前、世界を移動して文化の移植構築に勤めていたボランティア団体が存在していたようだという報告があった。
 世界運動。グローパリズム。そのまま1700年代のテーブルに写し取られているようである。
 最初に大蔵の国日本でうまく行ったことから始まったことなのかもしれない。