野菜組織内に取り込まれる薬物成分も食品検査の対象に 

 堅実にがんばってきた水田農家の場合。 田の水に何かの薬品を注ぎ込んでいた人がいたらしい。 そのせいかその農家の人は短命であったという。 
 このケースでは、薬品成分が米の中にまで入っていたのでなく、稲藁や籾殻に付着していたのが農作業奮闘中に鼻から入っていたのではないかと想像する。 あっという間に鼻の穴が真っ黒になってしまう稲藁との格闘、脱穀作業が何日も続く。 しかし、防塵マスクによって防ぐことができる場合であろう。
 作物に付着する毒物ばかりでなく、野菜体内に取り込まれる毒物も開発されているようである。 資金と供給の背景がある管理農場において可能な事であろう。 危険な事であるから、新しい検査対象項目となるよう願う所である。
 付着農薬の発見は時々のニュースとなっている。