「のと」 姫実在の傍証 西洋のバレエを観て

 バレリーナは割合小柄、顔も小作り、可愛いい女性タイプで揃っているように思われるのであるがどうであろうか。
 その上の 「世界一美人」 を表現していまいか。
 脚を爪先立てて白鳥のように渡って来たというその姿を想像して、延々と演じさせているのではないだろうか。
 男性ダンサーの下半身の装い方も思い切って大胆である。 
 裸である、という意味を表しているものと推理される。 サロンでは東洋人の衣類事情がショッキングなニュースであったようである。
 やはり「のと」姫は実在した。 みちのくの武蔵丸みたいな顔立ちではなく、平らなおとなしい顔立ちの、人形のような美しいばかりのお姫様が。