人形のように美しい 「のと姫」 について更に

いくつか。
 人魚姫。 日本語に限る語呂掛けであるが。 どのように美しい? ただただ人形のように。
 珍しい雛人形伝統の発展。 あくまでも弥生人型のっぺり美人顔でなければならない。 そういう貴族様が昔実際におられたのかもしれないが、見た事もないような典型的一重瞼顔で徹底されている。 仕掛けられた顔の描写ではあるまいか。
 平面的な効果だけを追求して反省しない浮世絵美人画。 近代の西洋絵画の動因となる。
 千代紙のように、絵に描いたようである。 千代に八千代に子孫は繁栄しておられよう。 加賀千代女。 加賀の人ではないかという発言があった。
 しかし本当に日本からの御運びであったかどうかは神のみぞ知る、であろう。

 (事務員は書き写しているだけであり、盗み取る名誉も何もない。 死んでも名前は残らない。 金を費やしているばかりである。)

  尽くるまで継ぎ接ぎ努力し、諦めた事のない貧しい農民