An infinite set cannot have any fixed extension. (Adams&Co)

  前回と同様、北の宿からの贈り物のような、姪に当たる人の手作り品の数々の内。
(筆者は地下組織自らであって、永遠に事務手伝いの者の名が出ることはない。 名誉も位もなく無報酬に勤めているばかりである。 All due to the Underground's staff. Copier here can't have his name on any line for ever.)
1. Having no set extension, it cannot have any largeness. Of course any density,too.
The infinite set means no other than endless proceeding of work started on human being's business ground only. Dividing and Counting.
2. 千葉さんが言っていたという。 上の家は北上市の本家なんだよ。 必ず明日あるのだぞと菅さん相手に話していたという。 亡くなるまで変わらぬお気持ちであったと思われる。 「未来(みく)」とは千葉さんのお気持ちに沿った命名であったことが分かる。 
 隣の菅さんの息子さんが言われたというので、上の家相手に「本家, でも自分達社長」と居直ったというのであるが、丸っきりの余裕で、先生は愚か大学教授から小説家、政治家、俳優と満月のように賑やかな世の中であったようだ。「うがだ知らねが、原さんのくれ頭のいい人だぢいねもんだ」 「私たち皆インテリなのよ」 という隣家の系列もあった。 
 かつてその家と上の家との嫁取り話もあったが、上の家が近付くも恐ろしい病人ぞろいの家になってしまったようで、とんでもない事となり終わったようである。
「金庫」とはこのような日本国名簿資産の隠し倉の意味で言われたのである。 うち等は金庫、上の家はハコと決まっていたようである。 
3. 沢内連衆からひも解いて日本国史を振り返れば、やはり渡海縁の者を精一杯に待遇してきた世の中であることが見えてくる。 
4. なぜ上の家を指定したのか。
 うかがい知るに、古くからみちのく因縁で日本国の偉人中枢をそろえようとしてきた、世界史の設計者というものが人の世に存在していたのではないだろうか。
 平安歌人なら仙台辺りの歌枕を旅歩いた如く、そして西行芭蕉は実際にみちのくに上り、義経は平泉、源氏は征夷に度々岩手を訪れる事によって日本国の棟梁となる、足利の嫡子流も紫波に居住してから京都で活躍する名家となる、・・・
 この度1700年以後の世界支配運動において、因縁地を更に絞り、みちのくの脊梁山脈の麓地西和賀地区を選んだものと思われる。 因縁で日本一世界一の有名人になるとしても、上記例のように、みちのくに暮らしている者が国の偉人、大統領になるのではない。 またみちのくに先祖がいる者に限って偉くなるのでもない。 闘病平癒者子孫、御師子孫、九州地域人等、由来にはバラエティがあるようである。
5. 上の家の選定においては、八卦したのだと伝えられている。
 つまり、西和賀地区一帯の本家たるゆかりに当たりはしないかと。 外れたようである。 しかしどこの家が本家筋と決まっている地域でもないようである。 
 千年杉コース旧道、関越え一番のテラス地の上の家。 その期待値を象徴すれば、陣場丘に立つ衣川の国民宿舎の如きものであったという事なのであろう。 最初から奇貨なものをこそ狙ったのではなく、順当に兄たるべきものを願い矢を放ってみたということなのであろう。

6. 上の家は、最後まで手取り十万円ボーナスも退職金ももらった事のない、子供に学費を出すなど考える余地もない、長年月「年がら年じゅうピーピーの家」であった。 「」は菅さんの言葉である。 
 常に葬式中、sinking の手なら就くという関係者を用意する構えであった。 農道を削ってケガ難儀させてやるとか、イカサマ高電気料金で家建てできなくしてやる、とかと本当に長年月、軒先道傍近辺での悪戯があったようである。 電気量で上の家代々の財産失くしてしまう、と死ぬまで電気量の心配をして、年金生活の一日のゆとりも知らずに母と父は亡くなってしまっている。 収入ビリの家とは、地下組織外国人グループの国民収入調査の上の正直な表現であった。
7. 新田郷の人達が劇場に出ているとか、政治家で並んでいるとかと聞かされているが、今となってはあまり良くない、マイナス過ぎると組織の指導者の方の評価があるそうである。