事件は信頼関係から始まる。

 若者を会社や部などの宿泊活動にのんびり放任できない、大変な世の中になっているようだ。
 宿泊丸め込み事件ばかりでなく、大概の事件は突き詰めてゆくと、例外なくスタートにおいて、信用できる人に出合っていると思い込ませる場面が用意されているようである。
 必ずどこかで 「信頼できる人」 にだまされている。
 いっそイチロウ、イチロウと野球の選手の名を言って、頭をとりこにしようとしているが、自分こそが犯人の狙い目で、自分こそをはめようとしているのだということに気づかなければならない。 見た事もないイチロウ相手の仕事ではなく、自分を陥れることこそを本当の仕事にしていることに気がつかなければいけない。
 女性は特に一つ事に頭を囚われ易く、他でもない真実の「仕事」は自分自身でしかないペテンに会わされている場合が多いのではないか。
 外国人しかいないのに、そこだけは日本人だと思い込ませて、何としても日本人と取り組もうとする構えがあるようである。
 もはや、運動の発覚がなければならない。 運動の発覚以外に何の明日があろうか。