新一郎氏は高名な文学者の子孫に当たる方であるが、一例としてその四つのルーツを解明特定してみる。

 先ず、驚くなかれ、彼の上の家由来のジョージ・ワシントン縁者列。 これは認知能力の限りを超越したはるかかなたのクェスチョン・マークであったらしい。 そんなに 「恐ろしい(恥ずかしい)」 ものでもなかったのである。 後に続く者もあるはずのない大文豪も出ていて結構賑やかな縁者系列を成しているようである。 故地近隣の北上市は長くワシントン・ホテルをシンボルのように駅の直前に置いていた市なのである。 無関係で市の発展を担った者はいなかった。
 次に、氏の母親の台湾遺伝子。
 そして魔が差したものとは思われない、アラン・ドロン氏縁者列。 レマン湖国境の町出身と教えられている。 ゴルバチョフ氏とかファーブルとかドガとかチャーチルとかと、かつて紹介を受けたことのある縁者系列である。 日本では文学者ばかりでなく、特別例を挙げれば、何と今上天皇陛下様。 もしかして小泉元総理橋本元総理等も並べられる方ではないのか。
 もう一つ、なぁーんだ、遠い遠い昔の 「わたし、でした」 、古い朝鮮民族移民であった。
 つまり四つとは、海外民族遺伝子の系列を数えて言うのであった。 この場合、西洋人Geneが二つもあることになる。