北海道人の文化文政期の大移動というものが、国土の一つの大きな基本となっているようである。

 大概の文化人芸能人が、その由来を引いておられるように見えてくることがある。
 歌舞伎役者にも多くはないだろうか。
 テレビ映画等で出会った美男美女というものが、皆その遺伝子由来で囲えそうである。
 江戸時代中に西和賀の幹部となって、その後に東京で出会った縁者というのも賑やかなようである。
 池波清太郎先生ぐらいでもそうなのである。
 一方、南方縁者として、杉浦日名子先生も。 (お二人は昨日今日、たまたま読書中の本の著者であるというに過ぎない出会いから。)
 布施晃さんは、自分が上記Sさんの一郎爺の孫であることを打ち明けて、歌を歌っておられるそうであるが、やはり北方人の由来で彫りが深い二枚目であると知れるのである。
 大名様方のチルドレンというのも、同じように、背の高い北方人子孫を母親に持つ人達なのかも知れない。
 お玉が池で見合っているうちに決まってしまうようなものであったという。