ギリシャ人が発見された。 ミレトスからギリシャに流入した先祖達の大発展。

 ミケーネ都市金属文明以後のことである。
 恐らくギリシャクレタは、金銀銅の産地との関わりで勃興したものと想像される。
 ギリシャ、エーゲとは銀を意味をする地名ではなったか。 (漢字音の gin にまで影響している。) 銅がキプロスを表しているように。
 しかし、科学と哲学は、すっかりミレトス侵入の先祖達によってスタートし、世界史に展開されたものである、と断言できようか。
 スターばかりでなく、ギリシャ人人口に多い特徴の人達であるようだ。 ギリシャの地にこそ集中して子孫を増やしたものと推理されよう。 ここから全世界に広がったのであろう。 顔の特徴でさえ、ギリシャでの生活によってのみ獲得されたものが見られるようである。 (原点はイランではなく、ミレトス、ギリシャソクラテスその他に連なるグループであった。) (ギリシャとそっくりな環境が日本なら奄美大島にある。 顔を調べてみたらどうであろうか。) (中国人の偉人が長江周辺出身者に多いというのも、日本と何の関係もあることではなく、同じような環境で顔相発見されたということが多いのかもしれない。)
 以上の断定推理によって、相当にいろいろの事の符丁が合ってくる。
 映画で観たような印象も述べれば、ローマの皇帝というのは、このような人達だけでそろえられているのではないか。 世界史設計はそのようなことをやり遂げているものなのである。 プラトンシーザーの顔形等を今一度検めてみたいものである。 もはや西洋中世近代史の王朝にも目を向けてみるべきである。
 ヨーロッパばかりでなく、中国にも日本にも西アジア人にも実に大勢おられて、宗教などとっくに超越しているようである。 皆ギリシャ由来の人達ということになる。