無知の始まりといろいろな遭遇 

 ソクラテスの場合あまり激しいアイロニーではなかったと想像される。 無知が問題であったのであるが、以後数千年の無知の始まりであったか。
 ベートーベンは言動で遂失礼なことがあった人か、早くから楽でない孤独障害人生に落ちてしまっている。 地下を見て、虫呼ばわりしたことがあったのではないかと推理する。 しかし、レイターワークがかえって低下するというのでもないのである。
 モーツァルトにも魔王遭遇があったのか。 よく分からない負債者の生活に追いやられている。 コジファントゥッティ。 昔のロケット砲は扇風機のようなものだったと聞かされたことがあった。 一部支配者に、こいつ呼ばわりされて使用されているような人生の断面が紹介されている。
 以上以下、すべて味気ない裏勘ぐりで、ないがまし、永遠に無用、と思われる方もおられるであろうが、あざといようなこの歴史の探偵仕事も、明日の正直と清潔に有効なことと考える。 
 ギリシャ系の疑惑例。 シーザー、秦漢、平家。 (隋唐となると東胡的で、天孫藤原氏、源氏と同列、という図式があり得るか。) 兄弟仁義が堅い方なのかもしれない。 平家でなければ人でなし、とは何かの冗談で言ったことなのか。