倭を女性化しようとしたいくつかの古代の日中関係を先述していたが、

今、何故殊更に女性表現をくっ付けようしたか、その理由となるべきものを思い出した。
　かつて、東王父伝説と西王母伝説というものが中国の大版図に横たえられていた。
　西王母が遥かな西域の崑崙山のピークにあるとすれば、東王父は対称的に何処に置かれているであろうか。
　日本の富士山にあると考えると、地球規模の測量術の正確さを語って、正しく思われる。
　その設計図に反対して、打ち消しに、盛んに日本を女性名呼びしたものと推理することができる。
　　西王母と東王父。