お眼は漢王朝皇帝の目のことである。
だから敬って、御眼、と言うのである。
呂 「家の友」 人がこのように伺い奉ったとする。
皇帝様は、何をお自らに望まれますか。
私はせめて自分の眼をもっと大きくして、出目にしてもらいたい。
奥目で眼が小さいと悪者みたいで、あまり好まれないようだ。
極めて珍奇な種とされているパンダ。 所も、縦眼仮面の古代蜀の国、山中に生息する。 アライグマ科レッサーパンダが最近縁の種であるが、それからの進化だけでは不自然な程に突拍子もない。 アラスカの白熊を運んで掛け合わせた人工の傑作生物と考えて間違いない。
顔に自信のないことを言う金壷眼の幕末時の外交官がいたが、徳川家康もなかなかの金壷眼タイプではなかったろうか。 自戒のために描かせたという自画像があるが、鉢の大きい奥目の鋭い顔の特徴がよく写されているようである。
江戸時代の歌、蛇の目でお迎えうれしいな、とは徳川の世のことを言っているのかもしれない。
蛇の目の傘。 (大辞泉より)
徳川氏代々が、田村麻呂に繋がる家柄を特別に取り立てていると思われる歴史事実もあった。
常に実現の世界の歴史であった。