奈良時代周辺の送信現場報告について、

以下の如くの修正のご教示があったので、写真と共にその誤りと正しいと思われる所を記してみたい。
  塔的な二段的な構造にこだわっているようであるが、その構造解釈のままではこの仏像の如き黒星状態ですよ。
  教えてやろう。
  
  
   古典仏像全品が、像自らが光を発して、観念とかインスピレーションのように届けられているのだよ、という黙示的像姿なのである。
  光源を背中に担っているというのではない。
   床面から、かえって前方から照らされている。
   
  バンカーショット。 白砂ばかりでなく、水面も明かりを反射する鏡として利用されていたのかもしれない。 須弥山とエンブダイを支える三輪は底から風水金の順番であった。
  
右、三重塔内陣壁画。
  キトラ古墳の内部復元図。 現代の何かの調査施設の説明写真みたいであるが、漆喰塗りの石室内は、明かりに照らされると実際にこのように皓皓として、眩しいような空間であったのであろう。 調べによればどうしてもこのようであったという真実の再現は、奇異に思われるほどに想像を超えるものであった、ということになろうか。
  北九州の色彩古墳室内。 光を通す穴は一つということはなかったのかもしれない。
(以上、ニュートンプレス社、講談社朝日新聞社及び学研の出版物による。)