もう一つの重要な、日本の国の形が見えてくるようである。

 烏。
 ヤタガラス。
 明け烏、という慣用語は隠語であるのかもしれない。
 烏帽子。 
 ちょんまげ。 
 やや薄いか。
 扶桑、夫木、すなわち浮き草、浮木、という悪口みたいなあだ名に近く、文化現象の表面には採用されなかったのかもしれない。