毒を使い、犯罪的にまで教育と就職の差別を続けて、無自覚無反省のエリート達を積み上げて、一体何の用を為そうというのか。 何の社会を作ろうというのか。

 無駄なことである。 無用なことである。 罪深い、鬱陶しいことである。
 地下組織が行う新たな蛮行も、全て、今までの、自分達だけが偉くなる、無法活動との関わりに起きていることであることにも無自覚である。
 何時かどうにかなるべきである、という潔癖な問題意識を、このエリート達が自ら社会に打ち出す日があるとは思われない。

 きれいに反省する明日を自ら望んでいるのでもない。