武将子孫は狙われている

　　
　　
　　
　　　
　国民が合法的に観光旅行することは何も責められることではないが、その付き纏いの遣り取りを種に、高値の武将子孫が要求されていたようなことを聞く。
　ロード事件では、これ見よがしに国民に宣伝するから、入れ替わっても見つけられ、いつまでも誰かに記憶されていることになる。　無理をすれば犯人そのものが現れざるを得ないことになる。
　その為、西蔵人が先兵として似もつかぬままに、石山寺の法主様に座らせられたりもするのである。
　国民のささやかな観光行為を責めたい気もするであろうが、とにかく、徳川氏を名指して狙っているということを広く伝えていただきたい。　決してロード担当を頼まれないよう。　
　地下活動の始まりから今日まで、各地の武将の命、家屋敷を強盗するということは、絶えずに、地下組織の物入り子孫一部に課されてきたことであった。
　すでにどの位の人数の武将子孫方の生命と家屋敷が奪われてきた、地下組織繁殖の世の中か知れたものではない。