チャーチルは文筆家であった。(Adams & Co.)

 長大な回想録でノーベル賞を受賞する。
 回想録のテーマは、自分が英国首相として関わった第二次世界大戦である。
 英国首相となった時、チャーチルは何と齢70を越えていた。
 この70過ぎての第二次世界大戦における活躍と戦後の回想録執筆がなければ、チャーチルは英国一番の英雄として永遠に記念される人物になることもなかったし、またノーベル文学賞を受賞することも人の世にある事ではなかった。
 高齢の可能性実現のためしとしてもナンバーワンの星であった。