世界大組織の指導者のお顔を見たような気がする


失礼ながら、隣家のご主人の顔形である。
宮沢賢治先生の容貌にも通じる所がある。
テレビドラマの探偵、モンクスさんの顔にも近い。
昔の映画に、ネロが出るのがあった。あれにお顔とお心のある状態がよく出ているような気がする。
地球をも揺るがす偉大なモニュメントアーティスト。
お世辞でない真実のthe Great Architect
お隣のご主人は私とは顔を見合わせない。
「あれちゃんと読んでねじゃ」(ないよ)
「けねのな」恵まないのな、「けねよ」つまらないな。
もともと見合う規模の話ではないが、世界のコンダクターは常に見切り発車の指揮であるほかない。
あれイドだ、と言うから、ご自分はイドではないようである。
ところでモンクスさんというのが電柱にしがみつく、というのはこの家のことでであるらしい。
健一という人はあまりおとなしい。通勤姿を見れば刻苦して居ずまい正しく、浮浪したことのある身の上にしては何か品義を身に付けているようである。
ところが会うと、あまりに顎が突き上げられている。ぐうの音も出ない。対人的に見たことなく形無しである。学校にもいたことがなかったのかもしれない。独学ばかりである。
意外性もあっての表現に、悲鳴的なものがあったのであろう。
暗くなるまで土を相手にこそこそしてるみたいに働くから、ねずみを見たような驕った見下げ発言がある。
農家の人なら、夜中まで働いているからといって馬鹿にはしなかったであろうが。


とにかく大将はちょっと覗いてみて、なにやってんだあれ、なんにもねじゃや、ということであったろう。
いずれにしたって虚像を作って暴れるだけであろうが、実際の者を見ては「こんな者」と言っていたという。


「お見逸れしていました、なんとジョージはライプニッツの暗箱モナドジーを抱えた家庭の出身でしたが、昔になにか裏工作的な見せでもあったのでしょうか」
「ジョージがいる」というのは「あんたに組織の大将がいる」ということで、珍しいから言うのであろうと思う。
ジョージもあんたを良くしてる、という意味なのであろうが、どうしても「卑しいもんだ」とケチが付くやり方のようである。
ケチが付くといえば、まさしく音のしないへのような、教室やらグラウンドやらの日本国中のこそこそ違反地下活動の恩恵だって同じことである。
不公平応援だけでも要らぬことであるが、運転内容そのものに直接他生徒に迷惑なものがあると聞かされている。
皆さんにもきっと何か思い当たることがあるはずである。