A review of this underground とその豊頬少女伝説


van Eyck Hubert 1370-1426
Leonardo da Vinci 1452-1519

自然光そのものに近く透明、精緻の奇跡的な登場。
先人未踏であるよりも、後人ももはやそれ以上及ばないような、極致の写実。
突発的な究極。
それに見合う精神の発展史というようなものは周辺に皆無である。
単純な技術的発見による到達であろうと思う。
ダ・ヴィンチは鏡に写したような逆文字を使ったそうである。
見たことはないが、左手だと書き易いというようなreverseか。
暗箱そのものについての記述は、インターネット上で、ビバルディが活躍していた時代の画家の技法として紹介されていたものしか読んだことがない。
Vivaldi 1675-1741


人が中に入れるようなdark box、たとえば、wardrobeの中に入って閉め切り、外光側に向かい小さな穴を開けてみてください。
自然光が青々と走り、何と箪笥の内壁に、家の外の光景がそのまま、切り取って貼り付けられたみたいに、天然カラーで映っているではないか。
人の目のからくりであり、写真機の構造的原理である。
簡単に実験できることであるが、秘密のように、理科の教室で打ち明かされることがなかったようだ。
ファン・アイク兄弟は、たぶんその眼の中の壁に映っている景物をそのまま、その白いスクリーンの上に絵の具でなぞったのであろう。


この時に、Underground用の射光器が発明されたのではなかったのかもしれない。
Jan Vermeer 1632-1675
「あらっ、先生、中の青い衣類が、逆に私の眼に見えるわ」と、モデルになっていた少女が、中でろうそくの火を点して絵の具を塗っていた画家に向かって口走ったということにして、この少女の絵を、以後人類史500年の射光器の、思いつきの瞬間を描いた絵としたのであるが、フェルメールは、その時点では、その豊頬少女の伝説を耳にして、その瞬間を再生したのであろうと思う。


必要小道具
candlelight
film 日本の茶室にフィルム何コマかを模したような障子紙の高窓がある。
dugout やはり茶室に見られる違い天井のようなもの。光なので必ず地上の人の眼に届けられるよう陸に覗いていなければならない。
king(s), queen(s), monks.


比叡山の法師が穴は山には無用だと追い払いに来た時、穴師の者が、それでは比叡山の文化行儀が荒になる、と答えたという、古い伝え話が寄せられている。


千利休 1522-1591
Francis Bacon 1561-1626  洞窟のイドラ
Descartes 1596-1650  夢による状況の発覚 北欧の女王様に鏡と呼ばれていたという、情報がある。


以上は、いわばEnglishmen's underground と名づけられる以前の、主にサンタクロース的な、たぶん王室背景の地下組織活動について推理したものである。