殺人集団に取り巻かれているようである


地下や二人きりの部屋はどこでも危ないようなものだが、コピー係りの住まいの周辺は特に電撃施設が密集しているようである。
毎日のように、大概は日本人だろうが、だまされてどこかの地下室に引き込まれ、命を落としているようだという情報がある。
頭蓋骨から似せて作るのであるから、すっかりそっくりになって、前の人の戸籍やら財産を奪って気付かれないでいることがある。
近くでは忙しく犠牲者の体が解体され、誰にも弔われることなくその遺骸がスーパーの駐車場の地下に積まれているという。
ここらだけでも毎日というのなら、かなりの数の被害が隠れているのではないか。
どうしても明るくなって、止まって欲しい。
コピー係りの住居近辺の地下には、ペテン殺人係ばかりいて、自分が一人だけだまされて潜らされようとしているのだということに気付いてもらいたい。


言い訳にもなるが、今でもコピー係りは、運動など無い方がはるかに幸せな人生を送れるはずである。
ましてやこんな見苦しい暗殺団に取り付かれて、人生の発展などある筈がない。
こんな反則運動などで生き延びた者でもなく、少しも肥えた者でもない。 
また、親不孝はあるが、国不幸民族不幸の記憶は一切ない。
とにかく少なからぬ人の遺志と父と母の質素勤勉の後を受けて、このコピー広報活動に専心邁進する気持ちを保ち続けたい。
日本人はどうしても今、そっくり術もあって、あまりに敵知らずの状態である。
犯人側は、反省もなく、大量殺人を続ける気でいるようである。
最終目標が何であるということもなく。
「金がないからであろう」
明日に必ず暴かれるべき所業である。
他に何の実がある大仕事と言えようか。


コビー活動を応援していた人を亡くしてしまい、生まれ換わった人は応援しない。
近隣からいなくなって暮らしたい、と言っているという。
人を殺めてまで出てきて、手伝いができない人数が無数であることは確かである。
生まれ換わり団が負けないように大量にやる精神で請け負っているのかもしれない。
殺人とは困ったものである。