早くからあったようだ。
 前にも少し触れた事があるが、臓物食の秘密はヨーロッパ大陸に初めから潜んでいたと思われる。
 スケッチでもプーリーでも、遺体趣味の指導と記録があったようだ。
 アメリカの平原で、列車が来るとわざとマウンド上に立って地面を指差していたというのも同じことであろう。
 中国でも似たような事があったろう。
 日本の六部誹謗もそっくり同列の、いわば遺体趣味の、組織の企みである。
 世界的に「ろくぶ」人を仕立て上げ用意して、後の運動の展開に利用してきたことが分かる。
 ロックフィルダムの大放流社会。
 契約があるだけで、単純な犯罪などというものはなかった。
 
 
 K市内の地下で、冷血で悪趣味な遺体保存の悪戯作業の指示があると聞かされたのは何時ごろのことだったか。
 心の軽薄極まりない子供じみた悪さである。
 K中学校近辺の下には、カーテンで仕切った慰安室が設けられていて、意識不明の女性が介護を受けているという。「増殖炉」計画を担う狙いがあると思われる。イドをやらせて、次にイドに管理させる。意識不明の女性が次々と陸に上げられている、という連絡を受けたことがある。今度は逆転して、イドに敵した者、Y町関係者の女性が狙われているのではないか。
 意識不明事件の手口には、吸盤注入あるいは地下室や密室での飲食があると聞かされている。
  

 その家の者が Noするの?  ヘェッ、巻き能させてやれ、と入念に転がしてきた仲尼縁の者の息が、さぁこれから学校の先生だぞ、と張り切っていたというのに、鹿児島由来の者に入れ替えられてしまった。無念ではあったろう。
 ローハイド二回を成す。 Treachery,treachery,treachery.
 近隣の農村に三沢基地からかヘリコプターが飛来し、一方の計画も並行していたらしい。
 今度こそとまた長い計画を立てたものと思われる。広い世間でいろいろな渡世作戦もあるという時に、わざわざ A県の裏街道筋に部屋を借りて客を取る振りをしていた。指示のままに身を振ってみたのであろう。
 狙いの女性はいくらか地縁のある人だったのか、そんな所にいないで、店の手伝いをしてくれと、その家の大家の人が声を掛けたことがあったという報告があった。背景に強い指示があったのか、品物の名前が覚えられないと言って、奥の部屋に舞い戻ったというのである。同族意識が強くて、皆と一緒でいいと意地を張ったのではないかという解釈もある。