昨日の図書館捜索無駄ではなかった

　警察的真実の確認が得られた。
　「風呂場で木の葉のように舞うようであった」
　頭から柔道の体落し技に会ったように体が顛倒したのである。
　たまにある事である。老人であったり、酔っていたりして。
　風呂場での喪神死亡事故があったという例を他にも聞かされている。いずれも警察に通報できないでしまったことらしい。
　大量の出血にびっくりしてしまったのかもしれない。
　赤色アレルギーというものが潜在しているようである。
　また、飛ぶ人体、というモチーフがある。たとえば、中国の映画「ヒーロー」に水平飛行シーンが多用されている。岩手県の釜石市に、見事な、雄勁率直の人体水平モニュメントがあった。
　どうも一人地に着いていない描線の絵があるが、このことのようである。
　文化活動には常に地下のからかいがある。
　コピー係りも顛倒血塗れ事故を経験している。体が飛んで出血が多いのであるが、いずれも何事もないように秘密処理をしてきていた。風呂場で眠りに落ちて、湯水を飲み込んでしまうこともあるが、喪神事故というのではない。
　結婚をしないということは、身だしなみの一つと言えよう。
　身を修めるタイプのようである。子孫はいない。
　健がイロだと言われ、ちょっとイロを付けたぞと言われるのは、何かの由来からであろうが、子孫のいない人から日本国民に混血があったと想像することはないであろう。
　西洋館係りの就任を頼まれたというのも、そういう曰くを真に受けさせられたための運びなのかもしれない。
　

　子孫がいないということでは、ヴィヴァルディもヴィトゲンシュタインも妻帯したことがなく、遊びで隠し子を持つ人とも思えない。一族の一人が東洋旅行のお付き合いをしたということであろうか。