明治神宮の杜の裏で巡り合わされていたという


 なるほど警備員をやっていた。鎮守神を祀っていた家の者の原点が、素朴日本国民の忠勤なガードマン精神でしかなかったことを証し示してきたということであろう。
 きっと、自衛隊員の民心に会って来たようだと、仰られたであろうと確信するものがある。


 弟も高校を卒える際に、家の経済事情を心配してくれたのでもあろうが、確か担任の先生から自衛隊大学校に進む事を勧められたことがあった。思えば、深く将来を案じて下さった上でのご紹介であったに違いない。