話の始めから、歴史に残るべき希なる殺人強盗団活動に


世間のない独り者の私生活が見合うはずもないことであるが、人殺し代金でお守りするというのなら、一日たりとも小中学生に笑われないよう朝早く起こしてもらえようか。起床後すぐに歯磨きさせ顔を洗わせて、自由に人と出会わせてもらえようか。そんなことも叶わないのである。人より百倍も嫁をもらえるはずなのではないか。実際は、来てくれる人がいなくなるような寂しい世の中を作っているようなものである。近隣の付き合いもまだ昔の方があった。今は皆無である。やればやる程に台所がきれいになる運動ではない。世の中は莫大にもっとはかどりがよいものなのである。


 亡くなった大量の人間の幽鬼の数ほどにいい者などいない、と言い切れる。反論があろうか。