上の家の者は誰にお世話になってきたか


 病気続きの貧困生活でお世話もないようなものである。父母は電気量の心配ばかりして人並みに祭りも花見もなく、一度も年金生活のゆとりも知らずに亡くなってしまった。自分の喜び等とっくに投げていたしかし前向きな労働生活であった。
 どういう訳か、個人的に契約された在日の方達がおられた。しかし地域のSさん方も3人位で担当しておられたという。
 「偽言」癖を付ける作戦でその家の弟に取り付いたことがあったという。報告に遅れを取ってしまうその後があっただろうか。兄はりんごを五個盗んだことがあったが、夏休みの子ども会で個数を白状することができなかった。
 英王室ルートが覗いてみてあまりののろさに驚いてしまったらしい。どこの一族ラインに置いて見ても、ここだけ陥没部と呼ばれるほど「恥知らず」に、世にもなく世間体がなくみすぼらしい。どうしてこの家で意識不明をしないのだ。その方はアジア人の細いキツネ目が気味が悪くてしょうがない。アジアを訪れてもキツネ目が伝染るんではないかと心配するほどだったという。上の家は古く狐顔の噂で出ていたらしい。コリーとかストローとか。代々狐狩りをする伝統であった。弟はお鉢が大きく眼が大きい。お好みのタイプである。妹のように弟そっくりの眼のパッチリした娘さんがいる教育者家庭に家の半分以上を貸して自分達は立ち小便するみたいに小さくなって暮らしていたことがあった。その娘さんが気味悪い兄にも出会うことがあってその方が怒られていたという。似たような眼のバッチリしたオーストラリアの美人歌手がテレビに出ていたが、中村晃子さんとか阿倍静江さんとか、思い返せば揃えたように似たような顔立ちの歌手俳優が登場していた。思えばダイアナ王妃も一段と眼のバッチリとしたお方である。二百年も三百年も運動してきて、皆に応援してもらって偉くならねねべや、ということであろう。


 この報道活動は近隣の千葉さん川村さんのお蔭である。お二方とも鹿児島発の人達であった。金田一教授ラインのお世話もあったという。そしてきまじめな湯田町関係者。やはり基本は鹿児島発の方であったようだ。立派な仕事であった。南部藩主の方が眼に止められて伊達藩主の方に薦められたというのはここの部分であったろう。
 この場にいる限りは、皆、名も欲しがらない、無償の清らかなボランティアであった。頭が下がる。石原知事の眉毛のように鮮やかで白昼堂々と現れている、と評価してくれた女優の方もいた。橋本元知事も、人間の為すべき事をやっていてうらやましい、と仰られていたという。特に真犯人に特急でまっしぐらに迫る記事の部分を読まれた時の事であろう。潔癖なお人柄に触れることができたようである。
 菅原さんグループのお世話で届けられた手書きのエッセイシリーズがあった。すべて書き足し書き直さなければならないが、まとめれば、テーマの固まった立派な一冊の本にできるであろうが、この日本国の環境では余裕がない。英国とか米国にでも行ったら可能であろうか。組織は大胆にもったいながらないから、それっきり何時までということもなく忘失されてしまうのであろう。
 こういう内容はここに誰もいなくてもできる仕事ではある。組織はどうしてもThe Great Unknown をやりたがる。しかしここは絶対に著者の名を盗む所ではない。