「手」についてのメモ

 見込まれた書道の手から始まっている。 (あるいは天皇陛下のお言葉、人間の体の一部を食べる者、から手が連想されたものかもしれない。) 手書きのビラを市中孤軍奮闘的にばら撒く運命が予定されていたのである。 眉毛形も一つの理由であったろうが、日誌を書く手も目立って優秀であったのであろう。 証拠遺品がある。 しかし「時間の問題」である、即ち長々と順番が来ない段取りである。 重病人のような症状を発せられるのでなければ、そんなに長く引っ込んではいられない。 「理不尽」にも恋人に激しく振られる。 (refuse) 手を握ろうとしたら、女性が駆け出して崖から落ちてしまった事があったようである。 仕掛けられた事故である。 眉毛が落下の形をしている。 (小林幸子) そのようにして運動内部に引っ張り込まれたのである。 代替わって、小学校教室で隣家の馴染みの女の子の手を握ろうとした。 好きに思っていた隣家の子が隣に座ったのでうれしかったのであろう。 悪戯に手を伸ばしたのに過ぎまい。 教師に叱られて泣いてしまったようである。 (上を向いて歩こう)  奇しくも今日黒人米大統領が誕生するようであるが、「何時の日か友と席を並べ手を握り学ぶ」 学び舎の夢とはここの事でもあったのかも知れない。 ドナルド・キーン。 その手が悪い、待機中弱虫の者は措いて、手首でも切るような猛者に武士襲名してもらおう。 上の家のように 「油食って飛空するのだ」 と少し自己卑下的なスタートであったようである。 その手によって韓国の大統領が生まれたり、イラクの大統領が生まれているのである。 現在、書道の手に依らなくても、一般市民でも活字を手に入れられる世の中となっている。