1730年頃、上の家に就いた人達について。

 例によって上の家の出入りは阿呆みたいに大っぴらでどちらかというと悪臭のような噂を立てられる。 警戒してか村人が観客に寄り付いているような状況があったという。 木こりができなかったという。 庄屋、藩士の途を上るべきであったのだろうが、「ここじゃ」やりづらかったようである。 「馬」呼ばわりされることがあって、ある高名な小説家も、「限界だが」 どこの馬の骨にも行き着くものか、と自らのエピソードを覚束ながっていたそうである。