四角形面積比の公式といえど、人間は不変の「所与」に経験し発見して得るしかないものであった

同時的であったというBBC 放送の内容があった。 ガウス - リーマン の継承で成立したと伝えられている。 ガウスと同時期に二人の数学者がこの奇妙なアイディアを届け出ているが、ガウスは自分が創始者である事を返答し主張したという。 
 曲面というものは条件が自由で全く恣意的なものである。 二次元ユークリッド幾何学を破るには便利なものであるが、その非ユークリッド原理の打ち立てによって実際に曲面の計算に有益な何かがあるのだろうか。 
 「所与」は本来無前提原理的であって、恣意的なものではない。 人知はひたすらその条件の下に発見するだけという謙虚の位置から遊離する事はできない。 三角形の内角の和や四角形面積比表現の公式は、発明されたものでなく、何度も何度も計っているうちに気付かされただけのものなのである。 曲面上の線分は真実には三次元上に存在している。  奇妙な世間に置くことはない。
 リーマンショック
 ついでに、マルクス兄弟の破綻。 この頃妙に語呂が合う。
 共産主義はその精神は不易の、発明されたものでない人間性自然の理想ではあるが、マルクシズム社会主義国家は、始めにはインテリゲンツァ一方向的指導の下にあるしかなく、権威主義的であり、個人崇拝的であり、テキスト教条主義的である。 判子で押したようにそろって王国専制的な状態に堕ちている。
 指導者の地位、権力の担保となるものが無く、テキストやカリスマを聖書、神様のように仰ぐ宗教団体としての構成に預かっているしかなかった。 中国では公開的な大人数の議員の議会の存在によってであろう、平和裏の政権の移譲が現在可能となっているようである。 今まであり得なかった事である。 先生を採用するように議員を選ぶのも悪いとは言えない気もするが。