東芝の子会社みたいなメッキ工場の

工員の皆さんは地味で働き者の人達ばかりであった。 組合も無い日本国の正直者現場先端に勤めておられて、仲が良く、「毎日が楽しくてしようがない」ような雰囲気に当てられるようであった。
 「モンゴルだ」仲間でがんばっておられた職場であったようであるが、3K職場、暑い、臭い、毒物危険のCレベル工場と言っても、特に肉体労働の過重な所は一部である。
 何も楽しくない顔をしていた若い人がいた。 単純筋肉労働の毎日が重かったものと想像する。 高橋さん、菅野さん。 「土方だ、毎日」 
 明らかに何かの因縁で市内の「ウォー穴」が、国民を選別して抓み運んでいたのである。