無意識運動にも集中と散漫がある。

あわてなくてもいい。
 無意識行動にも集中と空がある。 アクセルとブレーキを踏み間違えるような、基礎的な作業行為のミスがあると、あっ俺もダメだなと思い込んでしまう人がいるかもしれないが、何時もの事でないなら大丈夫である。 
 間違いなく一つの原因に、何か他の事に気を取られていた事があったと気が付くはずである。
 無意識行動にも勘違いがある。 しかし頭が悪くなったのではない。 また一人ではアクセルとブレーキを正しく踏み分ける頭のない、ロボットだからではない。 その時に油断が過ぎて、余計な意識介入の散漫状態を作ってしまっていたのである。
 困難を意識している時に運動神経が上っ面になることはないであろうが、事故最中には、他の事に頭を攫われてしまって、おかしな踏み間違いをしてしまうのである。