上の家の者は本来、他者周囲の発展機縁として

長く利用された来た者である。 本人はいつまでも、人と肩を並べるぐらいの幸せにあずかる事もなく。
 この間も、通りすがりの縁によって、I医科大への進学があり、東北大への進学があったようなことを聞かされる。 汚い、と思って怒る方があるかもしれないが、世の中というものはどうせ、何らかの選別エリート達で占められるしかないようにできているのである。 S市ばかりではないだろうが、S市は受刑者の街である、と語られていた。 昔は西和賀町関係者とか、進学者は組織の選定に与った者に限られている実態なのではないだろうか。
 この間の通りすがり縁では、かえって藩士家系とかの地元縁の子弟を招いていたようだ、という報告を聞かされていた。
 一方、上の者の私生活付きは茶番であり、かえって通勤も人頼みもできない者にした上に、国民に恨まれる者にしてまで困らせよう、という計算で取り付かせているみたいである。 今こそ、女性をモリモリと食べるほどの身柄身の上ではない。