世界史には 一度限りに、これを限りに、という一大原則が秘められているようだ。

 Once、Once とあるヒントが送られていた。
 明解な意味が伝わらない。 
 (先ず、Once A Time というアドバイス解釈が届けられる。 One A Time? うーん、ピントが合わない。 用意の割合に少なすぎ、遅すぎるとは言われようか。 わざわざ One A Time と勧告されるような注ぎ方でもない。 コピー内容のテーマを限るような迫り方があるが、それでは決着の真実性を信じていないような気がする。 一つとは何を指して願っておられるのか定かなことがない。
 ながらが悪い、といいうことで、手に無用に別の物を握らされて動かされる事があるが、本来そういう人間であったという証拠でもあるだろうか。
 お気持ちがありがたい事もあろうが、)
本来は、世界史は一度やった事は二度とやらない、という贅沢な決意を述べられたものなのであろう。
 確かである。
 世界文学。 観念論と唯物論から実存論と構造論。 世界の名曲。 浮世絵、印象派、平面と具象の実験。 物理学・メダル転がしの藤棚。 宝箱の中身のような歌謡曲の数々等。 もはや二度と戻らない昔の世の大企画、制作仕事であった。
 その力をもったいないとも思わずに、終わろうとしているのである。
 地下活動の運命の腹積もりを表して人の世に届けられているのが、ビッグ・バン、宇宙の始まりと終わりの「一回」理論とその流行であろうと想像される。