アジア軍勢なかなか逞しいようである。

 上陸した以上、入植するばかりに訓練を積み、企みに潜んでいるものなのである。
 事務担当の者が歩いて騒ぎになる分、全土的には幸いにも気が付く部分、発覚例であると言えるのかもしれない。
 その証拠に、K市や青森H市では評判になって、止まった事例もあるようだという。
 一般的に、国民は何かの噂を聞かされるばかりで、地下進軍大規模実態には無自覚でいる、と言えようか。
 一つ付け足せば、日本国土一帯に江戸時代からの地下組織関係者の発展があって、ある程度傍観者的に通じているということもあると思われる。
 K市では、明治以来K市の祖と仰がれてきた名家出の市長さんが、近年のアジア人侵入を手伝い、特別許可で四人ばかり市役所職員に招いた事があったと言われている。 戦争脅しに会い、市民の安全の為の苦肉の対応であったらしいが、結局侵入作戦の前哨戦に利用されてしまったということになろうか。
 国境侵犯でも、国家公務員の違反的協力が先になければ絶対にできないことである。
 皇居皇室周辺の失礼も、そのような国家公務員の傍観的協力的違反を仮定しなければ、最も奥深い日本国のSP地において不可能な事である。