ついでに、大空ひばりさんの佐渡情話の邪推的聴き取り方。

 一切、上の家の者との関わりなどセロファン紙を通したぐらいに薄く、実のないものである。 300年間の出世運動もその通りであったように。
 佐渡情話の全編が、彼の S お父さんの、身の上を案じたファミリー思いの言葉の限りとして聞き取ることができる。 他でも似たような例があった。 
 組織はかなり拘泥しているようである。 言葉の一つ一つを重く取り、絶唱のタネとするのである。 かのかという名の焼酎があった。 
 S さんファミリーの場合離れ島にまで散開していることがあるようで、いつか月見の宴に再会しようという家族の願いが語り伝えられているらしい。