「魏志倭人伝」 故事を再考する。

  
玄関前が堰かれていて、右側に植えていた南天が病気であった。 左側に紫モクレンの木がある。 真正面に御用の松だという松の木が植えられ、生い育ちおおいかぶさって一段と南天の青空を奪う結果となっていたようだ。 これでも一間分玄関前を開いた状況である。 その分、前の道路との接点が無くなり、いわば幽霊的な住所地の様相を呈することになる。 恐らくは将軍様から賜っていた十手が埋められていたと思われる小面積を得る為に、上の家は大きく土地を失っている。 何で十手を置いたのか定かではないが、紫モクレン南天の植栽時に同時に埋納され、捧げられたものと考えることが可能である。
  上方から見ると土地のやり取りの後が良く見える。