アフリカ人一部とアマゾン人の由縁連絡が一見不明であることについて。

 アマゾン人について言えば、彼らは極めて新アジア人的である。 目鼻立ちが小ぶりで、眉丘以下の落差がない。
 アメリカ大陸への人類の渡来の歴史からは解明できない、不思議な孤立的特徴である。
 渡来の歴史は、現存の証拠からは、アメリカ大陸の南端から順番に新しい事実に遡っている事は明瞭である。
 エスキモー以外はすべて顎と鼻の壮大なインディアンのバラエティで並んでいるが、北辺のエスキモーに至ってやっと上記アマゾン人に似た新アジア人が登場する。
 このことから、世界史の交換儀礼として、東洋人を遥々とアフリカと南米に輸送する、赤道祭船の存在が疑われていたのであった。
 エスキモー人がどのようにしてアマゾン人と結びつくことができよう。
 全くの近年のアジア人移民の移動工作である、というのなら話は別である。