州は川中の砂島。 この州が行政区画名に使われるようになってから、洲と書くようになる。

 欧州とかカリフォルニア州とかというのは、近年の日本語内の応用表現に過ぎない。 行政区画名に使うのは中国と日本だけか。
 なぜ中国では、州という漢字を行政区画の名に利用したのであろうか。
 周代に2500戸の集落を呼ぶ名として現れ、まもなく大出世して、天下を九等分して九州呼ぶようになる。 
 後漢時代にも州は郡と県を従えている。
 しかし、隋の煬帝は州を廃止し、郡県二級制を置く。
 唐代では、郡を州と改名する。 道―州。 現代の都市名に州とあるのは、州内の州府があった都市の印。
 明清時代には、省を数十に分け、大を州、小を県という。
 現在、新疆ウイグル自治区各省内の少数民族地方と少数民族自治州に使われている。
 消えてはしまわなかったが、なかなか変動の激しい行政区画名である。
 結局、トップであり得たのは、周代の使い始めと後漢時代だけということになろうか。
 唐明清代は二位。
 現在は都市名と少数民族地方にだけ使われているから、もはや歴史固有名詞であるのと、自治州の一位と新疆ウイグル自治区―省の下の三位に保存されているということになる。
 ついでには、元代に管轄地域の呼称となり、明と清の時代と現代において一位の区画名として使われる。
 。 都市に過ぎなかった諸邦は鉄器時代に入って領域に広がり、地方の中核都市は中央から自治権を取り上げられることによって県と呼ばれる。 戦国時代に辺境の地から面積を拡大した郡の下に入る。 日本とは反対であった。
 。 周代から宋代まで行われる。 現在は使われていないということであろう。
 州とは異なって大体安定している。
 参考 大辞泉 広辞苑 学研漢和辞典 帝国書院高等地図 ウィキぺディア



[ Signature - Thank you very very much for your information, Mr. Adams and the honorable Company.  Now I understand.
 以上以下、執筆者は地下組織スタッフ(Adams&Co)である。 
 事務員も覚えがなければ手伝いは不可能であるが、他人の名誉を盗む事はできない。  (A copier here is just a volunteer help, not a thief, to the last.
 All text should not be his own. No reward and no name for this volunteering. But even a reporter help himself has to know things to be a reporter.)
 金になるもんでないボランティア手伝いに、盗ったと食ったとうるさいことがあるが、そんな事に暇を潰していては、収入と家族繁栄の果報者達との最終決算がお留守になるのではないか。
地下の世話を頼んだことはないが、どうしてもというのなら、すでに組織の恩恵に与って余裕のある人、金のある人にお願いしたいものである。]