フーテンの寅さん 解題

 兵隊悪名の因縁で出演者を揃えているとか、みちのく縁者の実態表現とか、地下組織活動の紹介とか、いくつかの隠されたモチーフが覗える。 馬鹿者の馬鹿をしっかり見届けて、飛ばしてしまえ、というテーマも抱えていたようである。 この頃の侵入者教育用でもあったようである。 明治時代の推理小説シリーズも、日本人の挨拶の仕方、口回しの表現に毎回手抜きがなく、もしかしてお浚い用の教材ではないか、と疑ったことがあった。 探偵は小説も読むものである もう一つ、お互い無自覚な事でもあろうが、フー天下にしようという、やや無邪気な作戦が潜んでいるようにも思われる。
 フー即ち虎。 そのせいで、虎地日本人は少なくないはずである。
 なかなか徹底した一因縁の召集作戦があったようである。 組織私生児と言えば、全部ブーフーウー母親の子供である可能性がある。
 フー即ち匈奴族の子孫。 東欧にも子孫が及んでいる。 ハンガリーフィンランド。 (キブチャク汗国はモンゴル人の国で、その特徴はロシア人によく見られる。)
 当地周辺ではあまり話題に上らなくなっていたのであるが、この頃悪印象一掃の風が吹きまわっていたようである。
 どうしても正したい誤解がある。 
 ひかり、ひかり、ひかり、である。 木の枝に付いていたものは。 その為にも、ひかり電話というサービスを制作提出し、日本中に回らしたい。 どれほど厚く白塗りして清めたい気持であるか、下の写真に示してみよう。
 
 ひかり、エスカルゴ。 異郷の地に囚われた将軍様の生き凌ぐお姿を写したものなのかもしれない。