上の家の分家の分家に当たる家の娘さんが、組織子孫達が勝手に上の家の者を六部呼ばわりするので、

驚いて言ったことに、人を六部呼ばわりするなら、自分達こそ最初に六部でなければならね。
 鮮やかに歯が白いとは実にこの事を言うのであった。 何の計算もない、単に正直なだけの言葉であった。